【レビュー】S.H.Figuarts ボディくん -スポーツ-VS 東亜重工 合成人間 徹底比較

イラスト

【レビュー】S.H.Figuarts ボディくん VS 東亜重工 合成人間 徹底比較

昨今PC上での3Dデッサンモデルなどもありますが、中々思ったポーズを取らせるのもむずかしい。
私もちょっといじってみましたが、ぎこちないポーズが出来上がりました・・・
デッサン人形の方がまだポーズを取らせやすいんではないかということで、
巷で人気といわれているデッサン人形を2種類購入したので比較してみました。

比較品
【S.H.Figuarts ボディくん -スポーツ- Edition DX SET】  7150円(税込)
【東亜重工 1/12 合成人間 識臣対応試験参型】      9350円(税込)

結論からいいますと、一般の人のポーズの参考にするなら【ボディくん】
無機質なサイバー系やアンデッド系(サイボーグやゾンビなど)を描くなら【合成人間】が参考になるかなと思います。

【S.H.Figuarts ボディくん -スポーツ- Edition DX SET】 外観と付属品

外箱表

外箱裏

外箱から出した状態

スタンド付き・・・土台のボックス部分にハンドパーツをしまえます。

説明書と描き方のポイントをまとめたミニブック

ハンドパーツ・・・バスケットボールを固定できるようにダボが付いた手もあります。

小物パーツ

  • バスケットボール
  • サッカーボール
  • グローブ
  • バット
  • 野球ボール
  • テニスラケット
  • テニスボール


サイズは思っていたより大きめ。ミクロマン(ご存知でしょうか?)位のサイズだと思っていたので

S.H.Figuarts ボディくん -スポーツ- Edition -ワイヤーフレーム-(Gray Color Ver.)[BANDAI SPIRITS]《01月予約》

【東亜重工 1/12 合成人間 識臣対応試験参型】外観と付属品

外箱 質感が高級というかなんとゆうか、いい紙使ってる感じ
外箱裏

外箱から出した状態


説明書・・・眼球を動かせる仕組みです。目の動きも参考にしたい方にはいいかも(小さいですが)

付属品はフェイスパーツとハンドパーツ 眼球を動かす補助パーツとわりと物足りない
【合成人間 女性型】に付属していたクリップ方台座も付属してほしかった

サイズ 弱冠胴長に見えます ちょっとジョニー・デップ似。ゲーム『デトロイト』のコナーにも似てる感じ。

フェイスパーツ変更 キモいです。

こちらの顔の方が、顔が小さい分スタイルがよく見えます(でもキモイ)
顔の大きさ比較・・・骸骨顔の方が弱冠小顔

東亜重工 1/12 合成人間 識臣対応試験参型 【SN000702 】 (フィギュア)

ボディーくん VS 合成人間 可動域比較

大きさ・・・【合成人間】の方がサイズが大きく細身
頭の可動域・・・【合成人間】の方が上を向けます
頭傾き・・・ついでに【ボディーちゃん】も

肩上げ
肩前後動作
腕上げ
肘可動・・・【合成人間】の方がよく曲がる
手首可動域
足のももと足首つま先可動域
胴体の短さとギミックの違いからか、【ボディーくん】の方がよく丸まって見えます足の膝下可動域
足のもも裏側可動域胴体の曲がり具合
胴体の反り具合・・・自然な感じではありませんが【ボディーくん】の方がよく反ります
足首の横方向可動域内側・・・【ボディーくん】は横方向は動きません
足首の横方向可動域外側
体育座り・・・どちらも完璧とはいきませんが、【ボディーくん】の方がコンパクトになります。
正座
あぐら風・・・ついでに【ボディーちゃん】も
ポーズいろいろ



どちらもよく動くのですが、胴体の反りがある分【ボディーくん】の方が、やりたいポーズをつけやすく感じます。

総評

実際に動かしてみた感想としては、どちらも非常によく動きますが、
【ボディくん】のほうがポーズをつけやすかったです。【合成人間】は、ある部分を動かすと別の部分が逆に動いてしまうことがあり、ポーズをつけるのに少し手間がかかる印象でした。
また、ハンドパーツの付け替えに関して、パーツをつけようとすると、手首のジョイント部が動くので逃げてしまい取付しづらいんですが、【ボディくん】のほうがダボピンが大きめで取り付けしやすかったです。
後、パーツのカチッとはまった感じが【合成人間】はわかりずらく、しっかりはまったのかわかりづらかったです。

又、【ボディくん-スポーツ- Edition DX SET】は付属品が豊富でスタンドも付いており、価格的にもお手頃のため、デッサン用途として使用するなら【ボディくん】の方がいろいろなシーンを再現しやすいしお得感ありです。

一方で、【合成人間】はポーズをとらせると無機質な感じや気だるい雰囲気があり、どちらかといえば主人公というより敵キャラのような印象を受けます。無機質なサイバー系やアンデッド系(サイボーグやゾンビなど)を描く際には、【合成人間】が参考になりそうです。
あと、自立はしますが、やはりスタンドは別途購入したほうがいいと思います。

※「ボディーくん・ボディーちゃん」シリーズには種類がいくつかあり、
種類によって可動域が違うので購入の際は注意が必要です。

※2025年1月現在、-スポーツ- Edition DX SETは販売されておらず
付属品が交換用手首パーツ左右各2種のみの【ボディくん -スポーツ- Edition -ワイヤーフレーム-】
が1月25日に発売だそうです。

 

 

 

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