現在の南米大陸西岸 ペルー~ボリビアにかけて起こった数々の古代文明について紹介した本です。
ナスカの地上絵 マチュピチュ インカ帝国などに興味がある方にお勧めです。
そんなに堅苦しい本でなく、様々な文献(時にツッコミを入れながら)や現地取材を基に、著者の独特の手描き文字と可愛らしいイラストでわかり易く書かれています。
上手く言い表せないのですが、漫画の単行本の巻末コラムをずっと読んでいるような感じです。
スペインのインカ帝国侵略についても詳しく描かれていて、インカ側の視点でみると胸が痛いんですが、ゆるい絵柄と文字で緩和されて、何とか読むことができました。
私的には、この本を読んだ後(途中でもいいですが)本内のイラストでも紹介されている
各文明の出土品をネットの写真画像などで見る事をオススメします。
現代の小学生が図画工作の時間に描いたんじゃないかと錯覚するような、今風で可愛らしい絵柄のものが多く楽しめます。(特にナスカの土器)
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